※この内容は、JLPTN3レベル(中級)です。
J.TESTとJLPTの違い
日本語を勉強している皆さん、J.TESTを知っていますか?
JLPTはとても有名な日本語のテストですが、J.TESTは知らない人も多いようです。
今日はJ.TESTのことをかんたんに紹介したいと思います。
J.TEST(実用日本語検定)は、JLPTと同じで、自分の日本語のレベルを知りたい日本語を勉強しているすべての人が受けることができます。
⚫️J.TESTには3つのレベルがある
J.TESTは3つのレベルに分かれているので、自分のレベルに合わせてテストを受けることができます。
J.TEST3つのレベル:
A-Cレベル(上級者向け・N2/N1)
D-Eレベル(中級者向け・N4/N3)
F-Gレベル(初級者向け・N5)
J.TESTのA-Cレベルの満点は1000点、D-Eレベルの満点は700点です。D-Eレベル350点以上ならN4と同じ、500点以上ならN3レベルです。このように点数で結果が変わります。そして、N1に合格した人も、A-Cレベルで800点以上取れば、N1以上のレベルがあることが証明できます。
⚫️JLPTよりもテストの回数が多い
JLPTは7月と12月の2回(日本以外の国では1回の国もあります)ですが、J.TESTはA-CレベルとD-Eレベルなら1年に6回もテストを受けることができます。そのため、後でJLPTを受ける人も練習で受けることができます。
⚫️J.TESTを受けることができる国はアジアが多い
J.TESTは日本・中国・台湾・モンゴル・ベトナム・タイ・ネパール・ミャンマー・ラオス・インドネシア・ブラジル・フィリピンで受けることができます。(韓国は2024年のスケジュールがまだわかりません。)
⚫️J.TESTは聴解(ちょうかい)が得意な人におすすめ
J.TESTはJLPTよりも聴解の点数が高いです。ですから、漢字や文法、読解が少し苦手な人もいい点数を取ることができるチャンスがあります。
⚫️中学生と高校生は安くテストを受けることができる
JLPTは1回5500円ですが、J.TESTは中学生と高校生なら2600円で受けることができます。(大学生以上は5200円)
⚫️J.TESTで気をつけなければいけないこと
JLPTには作文を書く問題はありませんが、J.TESTには「記述問題(きじゅつもんだい)」があります。そして、字を書くときは、きれいな字を書かなれければいけません。きたない字で文を書くと、点数をもらえないかもしれません。
もっとJ.TESTのことをくわしく知りたい人は、J.TESTのホームページを見てくださいね!
※J.TEST情報:https://j-test.jp/newjtest
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