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日本で映画の仕事をするために進むルート:映画プロデューサー・映画監督・美術スタッフ


  

日本映画が好きだから、卒業後は映画の仕事をしよう!——そう思っている人も多いでしょう。

でも、学校を卒業したからといって、いきなり映画監督になれる人はいません。


では、学校卒業後、どのように進めば、日本で映画関係の仕事ができるのでしょうか?


今回は映画関係のさまざまな仕事の中から、映画プロデューサー・映画監督・美術スタッフになるためのおもなルートを紹介します。

 

日本で映画の仕事をするためには











映画は映像、美術、音響など、たくさんのスタッフによってつくられます。



日本で映画の仕事をするために進むルート1:映画プロデューサー


映画づくりのトップ。企画(きかく)から制作(せいさく)まですべてに関わり、資金やスケジュールの管理(かんり)もします。


<ルート>

映画会社や制作会社に就職し、制作部門で経験をつむのが一般的(いっぱんてき

)です。



日本で映画の仕事をするために進むルート2:映画監督


「演出家(えんしゅつか)」とよばれることも。撮影現場(さつえいげんば)でのリーダーとして、俳優(はいゆう)やスタッフといっしょに映画をつくります。


 <ルート>

① 映画会社に就職し、監督のアシスタントとして経験をつみながら、監督になれるチャンスを待つのが一般的です。

②CMやテレビ番組など、他の映像分野で作品がみとめられて監督をまかされる場合もあります。

③自分がつくった映画が、インディーズ系映画祭や映画館で話題になれば、監督として声がかかるケースもあります。

 


日本で映画の仕事をするために進むルート3:美術スタッフ

いわゆる「大道具・小道具(おおどうぐ・こどうぐ)さん」。セットや背景(はいけい)をつくったり、衣装(いしょう)や食べ物などの小物を用意したりします。


 <ルート>

①    映像・美術系の大学などを卒業後、映画制作会社に就職するのが一般的です。

②   有名な美術監督のアシスタントになって経験をつむ道もあります。

 

 

映画の仕事をするために必要なこと:就職に役立つ資格

 

映画の仕事をするために絶対に必要なことはありませんが、次のような資格があると就職に役立つでしょう。

・映画学、メディア制作、映画製作などに関連する学位

・映画・映像関連の専門学校、研修機関の卒業証書

・撮影(さつえい)、映像編集(えいぞうへんしゅう)、音響(おんきょう)、CGなど特定分野の資格



映画専門学校:ショートフィルム制作

映画専門学校の「ショートフィルム制作」の様子。プロと同じような機材を使って、映画づくりの技術などを学びます。

※ 写真引用元:東放学園映画専門学校PH

 

 

卒業後のビザについても考えよう

 

日本で映画の仕事をするために進むルートがわかっても、働くためには必ず就労ビザが必要です。

学校卒業後、アルバイトや派遣の仕事に就いても、就労ビザが取得できない可能性が高いです。

そのため、まずは、ビザを発給してくれる会社で働くことを考えなければいけません。


大学や専門学校を卒業してビザがきれているにもかかわらずそのまま働けば、不法滞在・不法就労になってしまいます。


働く会社や日本の法律を理解し、ビザをどうやって取得するかをしっかり考えておきたいですね。




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