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日本で働こう!:日本のゲーム業界で働くには?(前編)

更新日:6月7日


※この文章はJLPT N2レベルです。

 

「ポケモン」「ファイナルファンタジー」「スーパーマリオ」。

日本には世界で人気のゲームがたくさんあります。ゲーム好きな人なら、「そんなゲーム発祥の国でゲームの仕事がしたい」と思ったことがあるでしょう。


日本のゲーム業界
日本のゲームは世界でも大人気!

      

でも、ゲームの仕事といっても、さまざまな職種があります。

まずはそれを知ることが大切。

ここでは、日本のゲーム業界にはどんな仕事があり、その仕事をするにはどんなルートがあるのか、どんな準備が必要かなどを、前編・後編の2回に分けて紹介していきます。



●日本のゲーム業界:ゲームの種類はおもに3つ


ゲームはおもに、


・自宅などでゲーム機で遊べる「家庭用ゲーム」

・スマートフォンで遊べる「スマホゲーム」

・パソコン上で遊べる「クラウドゲーム」


に大きく分けられます。それぞれ特徴が異なるため、自分がどんなゲームに関する仕事がしたいのかを考えておくことが必要です。


一つのゲームができあがるまでには、いくつものステップがあり、さまざまな仕事の人が自分の役割をはたしています。

具体的にどのような仕事があるのか、おもな仕事をみていきましょう。



●日本のゲーム業界:どんな職種がある?


日本のゲーム業界
ストーリー、キャラクター、ビジュアル、サウンドなど、さまざまな要素が集まってつくられるゲーム

    


●プランナー

ディレクターやプロデューサーなどの意見をもとにゲームの企画を考え、制作します。企画書やゲームの仕様書の作成、スタッフへの指示、作品のチェックなど、はばひろい仕事内容です。

多くの人とともに仕事を進めるためのコミュニケーション能力、企画や構成を考えるための自由な思考・発想力が求められます。


●ゲームマスター

ゲームマスター(GM)のおもな仕事は、ゲームのルールやしくみをつくることです。多くの人に好まれるゲームにするために、難易度やイベントの構成、アップデート調整などを決めます。

ゲームづくりでとくに重要な仕事なので、ゲームに関するくわしい知識や経験が求められます。


●プログラマー

企画書にあわせてゲームのプログラムを組む仕事です。プログラミング言語を使ってコンピュータに指示を出し、ゲームのシステムをつくります。

プログラミングの知識はもちろん、プログラミング言語の習得も求められるため、情報系やプログラムの専門学校で学ぶことが一般的に必要です。


●デザイナー

ゲームのキャラクターや背景などのグラフィックをデザインし、映像にする仕事です。デザイナーになるためには高度なデッサン力、発想力が求められます。

また、ディレクターやプログラマーとともに制作することも多いため、コミュニケーション能力も必要です。

美大やデザインの専門学校でデザインを学ぶのが一般的なルートです。


●プロデューサー

ゲーム開発の責任者で、発売までのスケジュール作成や予算の配分、仕事のふりわけなど、さまざまな仕事をうけもちます。

営業や開発スタッフだけでなく外部の会社と仕事を進めることも多いため、コミュニケーション能力が強く求められます。


●マーケター

市場調査をして、ゲームの人気や売上をのばすためにより効率的なプロモーションを行います。ユーザーにどんなゲームが求められているのかなどを調べたり、新しいユーザーを獲得するためのアイデアを考えたりします。

基本的なマーケティングの知識・スキル、情報収集能力、スタッフや外部と意思疎通を取るためのコミュニケーション能力が求められます。


自分がどんな仕事がしたいのかを決めたら、大学でその仕事に役立つ勉強をしたり、専門学校にかよったりして準備を始めましょう。


後編では、その準備について、くわしく紹介したいと思います。


 

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